浸炭熱処理及び高周波

微調整から堅固な形成へ睦茗精密歯輪有限公司は、2010年に【利欣精密工業股分有限公司】を設立しました。熱処理の新たな専門工場として、最先端で高度な設備・機器と熱処理技術を導入しました。睦茗の精密ギアの生産モデルを一貫化し、革新的設備と技術および優秀な技術者を配置する事で安定した製造プロセスを確立しました。合わせて、加工管理制度、厳密な検査とチェック体制を形成し「自主生産、均質な品質」を十分に掌握し、お客様に信頼される製品を提供しています。

+熱処理技術

1. 浸炭焼入れ・調質処理

高度な装置を備えた、日本製の箱型浸炭炉を導入し、合わせて全自動無人搬送設備を組合わせ、浸炭焼入れ、調質処理、炭化窒化、焼戻しなど多様な処理を可能としています。中でも、高効率な真空炉は、省エネ・環境保護はもちろん、真空熱処理技術を駆使して製品の品質安定と寸法変化および変形の低減に寄与しています。

2. 誘導加熱処理（高周波焼入れ）

導入している高周波焼入れ装置は、使用周波数を10KHz、25KHz、30KHz、100KHz、200KHz、250KHz、300KHzと幅広く採用しています。更に、CNC装置（全自動焼入れ・ターンテーブル装置）を組合わせる事で、軸・ギアの浅層、深層の誘導加熱処理を正確にコントロールする事が可能としています。多種多量はもちろん、多種少量のワークに対して特別仕様にも対応可能です・

3. 全自動ひずみ矯正機

睦茗は、軸類の熱処理後に生じる湾曲に対して、次工程の品質問題防止のため、矯正処理を可能としています。

4. サンドブラスター仕上げ

誘導加熱処理後の脱炭層除去および表面仕上げの為、酸化アルミ粒、ガラス繊維細粒を高圧空気でサンドブラスト処理を行ないます。

5. ショットピーニング仕上げ

直径Φ0.5mm以下の鋼球をワーク表面に投射し、緻密で靱性に富む組織を形成し表面改質加工技術の応用も実施しています。